グランバイオシリーズには、ヒトや環境に優しいだけでなく、雑菌やウィルスの繁殖を抑制するチカラのある善玉菌が高濃度に含まれています。しかしながら、衛生管理において「除菌」という考え方が根強くあるため、「善玉菌も『菌』の一種なので、本当に『安全』なの・・・?」「善玉菌のチカラは雑菌やウィルスを不活化するのに本当に十分なの・・・?」というようなご質問をよく受けます。 そこで今回のコラムでは、グランバイオシリーズに使われている善玉菌の安全性と衛生効果について解説致します。
グランバイオシリーズに使われている善玉菌が安全な7つの理由とは?
グランバイオシリーズには、製品の用途によって5~8種の善玉菌が、厳選されて使用されていますが、それらの善玉菌は、全て以下7つの条件をクリアしています。
【安全性:7つの理由】
1.100%天然の善玉菌 非遺伝子組み換えの善玉菌。
2.自然に存在する土壌および水中の微生物
日本人に馴染みの深い納豆菌などの仲間であるバチルス菌。 3.高い生分解性 動物や植物にも安全で生態系に悪影響を与えません。 4.食品用として承認されている
欧州食品安全機関と米国食品医薬品局(FDA)により 食品に使用しても問題ないと認められている善玉菌。
5.ビーガン及びベジタリアンの基準に準拠
動物性ではない善玉菌。
6.製造工程における安全性が確認されている
製造工程において微生物汚染とならないことが証明されている善玉菌。 7.WHOの基準により病原性がないことが証明されている ウイルスや細菌などの取り扱いに関する安全基準であるバイオセーフティーレベル4段階中、危険度が最も低いレベル1の善玉菌のみ使用されている。
つまり、グランバイオシリーズには、食品・住環境・生態系など様々な側面において安全性が認められている善玉菌が厳選して使用されているのです。
グランバイオシリーズに使われている善玉菌の衛生効果が高い7つの理由とは?
このようにグランバイオシリーズには、高い安全性が証明された善玉菌のみ使用されていますが、「『自然由来で安全性が高い』というと、洗浄効果が弱いというイメージがあるけれど・・・」と思われる方もいるかもしれません。 ですが、グランバイオシリーズには、衛生効果が高い7つの条件を満たした善玉菌が選び抜かれて使用されています。
【衛生効果:7つの理由】
1.活きた善玉菌
対象空間に触れるとその刺激により活動を開始するので即効性が高い。
2.天然の分解酵素を生成
善玉菌が代謝をする過程において天然の分解酵素を生成するので汚れを分解。
3.有機物を消費
悪臭・汚染・カビ繁殖の原因となる有機物(ダニの糞・アレルゲン、フケ、汗などのタンパク質)を消費。
4.病原菌の繁殖を抑制
高濃度に含まれた善玉菌が雑菌・病原菌を環境から駆逐。
⇒善玉菌優位な環境を形成
5.ウィルスを不活化
善玉菌の生成するペプチドがウィルスの構造を破壊。
6.幅広い湿度・温度・pHで一定の効果が得られる
異なった環境条件で活性化する特性を持った善玉菌が複数種類ブレンドされている。
7.継続した洗浄・消臭効果が得られる(最大3日)
活きた善玉菌が代謝をし繁殖するので、継続した効果が得られる。
>関連記事はこちら:『善玉菌を活用した公共交通機関における衛生管理とは』
「善玉菌」と一言で言っても、様々な特性を持ったものがあります。例えば、「乳酸菌」は腸内フローラを改善することで知られていますが、高湿の環境でなければ生きられないため、乾燥している外部環境における衛生管理には不向きです。 グランバイオシリーズには上記のように多様な環境下において高い衛生効果が得られる善玉菌を厳選して使用しています。
「とは言え、医療関係など、特に衛生管理に厳しい施設においては『除菌の徹底』という考え方を覆すのは難しいのでは・・・」と思われるかもしれません。 ですが、欧州の進歩的な病院では、既に「除菌」から「活きた善玉菌」を使用した衛生管理に移行しており、病原菌の抑制だけでなく、耐性菌問題の解決策という点でも効果が既に認められています。 安全かつ効果の高いグランバイオシリーズにご興味ありましたら、是非お気軽にお問合せください。
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